kiviak

kiviak2008-06-19


キビヤック

キビヤック、キビャック(kiviakやgiviakと音写されることが多い)は、グリーンランド、アラスカ、カナダなどのイヌイットエスキモー)が作る漬物の一種で伝統的な発酵食品。海鳥(ウミスズメ類)をアザラシの中に詰めこみ、地中に長期間埋めて作る。

材料

キビヤックの材料となるのは、現地でアパリアス(グリーンランド語:Appaliarsuk)と呼ばれる海鳥の一種とアザラシである。北極圏の短い夏の間、飛来したアパリアスの群れを捕虫網のような道具で捕獲する。

製法

捕獲したアパリアスを直射日光の当たらない涼しい場所に1日ほど放置して冷やす(内臓が早く傷まないようにするため)。
アザラシの腹を裂き、皮下脂肪のみ残して、内臓と肉をすべて取り出す(但し、皮下脂肪は残さないという説もある)。
袋状の空になったアザラシの内部にアパリアスを(羽などをむしらず)そのままの形で数十羽程詰め込み(資料によれば700羽とする記述もある)、アザラシの腹を縫い合わせる。縫合口にハエが卵を産み付けるのを防ぐために、日干ししたアザラシの脂(プヤ)を塗ったりもする。
これを地面に掘った穴に埋め、空気抜きとキツネなどに食べられないようにするため、上に石を置いて2ヶ月から数年間放置・熟成する。
アザラシを掘り出し、中からアパリアスを取り出して賞味する。

賞味法

捕獲したアパリアスを直射日光の当たらない涼しい場所に1日ほど放置して冷やす(内臓が早く傷まないようにするため)。
アザラシの腹を裂き、皮下脂肪のみ残して、内臓と肉をすべて取り出す(但し、皮下脂肪は残さないという説もある)。
袋状の空になったアザラシの内部にアパリアスを(羽などをむしらず)そのままの形で数十羽程詰め込み(資料によれば700羽とする記述もある)、アザラシの腹を縫い合わせる。縫合口にハエが卵を産み付けるのを防ぐために、日干ししたアザラシの脂(プヤ)を塗ったりもする。
これを地面に掘った穴に埋め、空気抜きとキツネなどに食べられないようにするため、上に石を置いて2ヶ月から数年間放置・熟成する。
アザラシを掘り出し、中からアパリアスを取り出して賞味する。


wikipediaより
http://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=%E3%82%AD%E3%83%93%E3%83%A4%E3%83%83%E3%82%AF&oldid=20091923